トレーニング

メニュー

①アップやストレッチ

②シャドーボクシングでフォームや動きをチェック。

③サンドバッグやボールなど、又は対人練習。

④フィジカルトレーニング

⑤クールダウン、ストレッチ

⑥お掃除していただければ助かります。

 

以上が簡単な流れになります。

ただし、自分に合った流れで変えていただいてもかまいません。ストレッチをした方が怪我しやすいというデータもあるようですし、した方が良いという人もいます。ご自分に合った方法を見つけて下さい。

フィジカルトレーニングはある程度、体が慣れてから行えば良いと思います。

上達の流れ

①基本的な打ち方、ステップ

②ディフェンス ブロッキング、ステップ、ボディワークなど

③マスボクシングで実践

徐々に自分に合った方法を身につけて行きます。

フィットネス(健康運動)・体力づくり目的の方

基本的に体力づくりの方も同じようにトレーニングします。ただ体を動かすだけでは飽きてしまいますし、ボクシングの面白さ、奥深さを知る事で長く続けられると思います。ただし、個人差がありますので、それに合わせた練習を提案します。

基本的にはどなたも同じようにトレーニング指導をします。

柔道は受け身から

柔道は受け身から、相撲は股割りから、怪我をしないための体づくりと受け身から入るのは全てのスポーツのあるべき姿です。

という事でディフェンスをなるべく練習します。

どうすれば安全に続けられるか

ハードワークと闘志を前面に出し、激しいスパーリングを重ねる事が、強くなる王道であり最短距離かもしれません。しかし、怪我やダメージを重ねてしまう事は、極力避けたいと思っています。特に未成熟のお子さんには、そう思います。スパーリングやマスボクシングに関しては強度をコントロールできる技量と信頼関係、ルールが必要になります。危険なスポーツ故、試行錯誤の毎日です。

フィジカルトレーニング

腹筋運動や背筋運動、腕立て伏せなど昔から行われている自重トレーニング、ダンベルやバーベルを用いたウェイトトレーニング、個人に合わせたトレーニングを提案します。ただご自身で考えて学ぶ姿勢が大事です。言われた事をこなすよりも自分で考えて行う事がもっとも重要です。なぜなら個人に合う合わないという問題があるからです。基本的なトレーニングについては説明、始動しますが、自分との対話が必要です。

個人差

体が硬い・柔らかい、気が弱い・強い、ズングリ・スマートなど人には個人差があります。自分に合った方法を見つけられるようアドバイスを行います。自分で研究して発見する事は素晴らしい事です。どんどん研究して下さい。ただ考えすぎたり、自分の理論を押し付ける事はやめましょう。

指導者

スポーツの指導者は自分の経験してきた、自分が考えてきたを体現させようとしがちですが、自分の成功体験や失敗体験が、そのまま他人に当てはまる事は少ないでしょう。成功者の成功体験をなぞっても成功できるとは限りません。

 自分の果たせなかった夢を・・と自己再現を選手に託すのは意見が別れるところですが、親子のような濃密な関係以外では怖い面もあります。

 

ハメドを育てたブレンダン・イングルのインタビューをネットで見ました。

「私が教えるのはオーソドックス、サウスポー、真正面に立ってスイッチ、そしてサイドからボクシングする。全員に同じように教えます。自分がベストだと思うように使ってくれ。無理やりやらせません。彼らは持っています。」

 

彼らは持っている

「彼らは持っている」

ボクシングが好きでボクシングをしているなら、誰でも持っています。特に子供は持っています。それを掘り起こす手伝いをちょっとするだけだと私は考えています。

一番大事なのはボクシングを好きになり、それを利用して人生を楽しむ事です。

ペアトレーニング

当ジムでは、対人練習をする事をなるべく多くできるように考えています。

いくつかのルールでのマスボクシングやディフェンス練習、ペアになってのミット打ちなど、シュチュエーションを考えたドリルを考えて楽しくできるように工夫します。

トレーニングの進化

昔々、トレーニング中は水を飲むなと言われていました。現在、水分摂取は当たり前になっています。飲むなと言った指導者は一般的に信じられていた事を、そのまま指導していたのかもしれませんし、自分の体験から「水を飲むな。」と言っていたのかもしれません。現在でも水を飲まない方がいいとおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。

このように様々な理論は時代によって進歩し、ある時は個人差などで逡巡し、徐々に定着してゆき、いつかまた覆される事もあります。結局、自分で試して失敗し成功し、自分だけのセオリーとして確立してゆく事しかないように思います。「自分にとって正しいことが、そのまま他人にとっても正しいという事はない」のは間違いないでしょう。